元教師の日記

数年間の教師生活の経験を綴るブログ...

良い授業って!?

教師:『...なぜ、この主人公は、このような発言をしたのでしょうか?

わかる人は挙手をしてください。』

 

生徒:「はーい!」

生徒②:「ハーイ!!」

生徒③:「はあい!」

 

教師:「では、Aさん」

 

生徒A:「友だちに、✖✖されたので、このように言ったと思います。」

 

教師:「正解です。よくできました。それでは、次のページへ行きます...」

 

その後も、活発に挙手発言をする生徒が多く、順調に授業は進んでいった。。。

 

 

さて、一見すると、テンポよく進んでいる授業、、、挙手発言も多く、素晴らしいと感じますね。

 

確かに、発言が多くあったほうが活発に感じますが、、、実は、自分が在職時に、指摘されたことで、、、↓

 

「挙手していない生徒は、どうなんでしょうか?」

 

...この問いに対し、若さに任せて、「理解していると思います」と言ってしまい汗、

 

冷や汗ものでした汗。

 

「理解していると思います。」...この「~と思います」、実に危険ですね。

 

主観的に、「(自分が)~と思う」→その根拠となるものが少なすぎないか...汗?

自問自答する中で、その発言の信ぴょう性が見事に覆されました汗。

 

授業を振り返ってみると...

「発言する生徒」の他に...

「黙ってうなずいている生徒」「下を向いている生徒」「発言できなかった生徒」

「クラスの前で発言するのが苦手な生徒」「小グループ内なら発言できる生徒」

「一対一なら発言できる生徒」など。。。多種多様な個性を持つ集団であることに気がつきました。

 

...では、みんな本当に理解しているんだろうか?不明な点はどこなんだろう?

黙っていた子は、どこまで理解しているんだろうか?いろいろ自分自身の行った授業の反省点が出てきました。

教師1対30名ほどの集団...効率的に動かす(参加させる)工夫はできないものか。。。

 

そこで、目を付けたのが、「小グループ活動」の活用でした。

 

具体的に言うと、「全体活動」と「小グループ活動」+個々の活動の融合...と言ってもいいでしょう。諸先輩方から、たくさんの指導を受けたのを今でも思い出しますね。

 

...詳しくは、次回へ。。。

 

#小グル‐プ活動、#授業形態、#授業