元教師の日記

数年間の教師生活の経験を綴るブログ...

いじめ!イジメ!?虐め?...②

↓ 前回からの続き。

 

 私的見解になると思いますが、、、それぞれ、①~④までは下記になると思っています。

 

①いじめを行う人  ②いじめを見て見ぬふりする人

 

③いじめを受けている人を助ける人 ④いじめの実態を知らなかった人

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虐めの人間関係

 

 この中でも、私の経験から、「いじめを見ても見ぬふりをする人」が多ければ多いほど、心の負担になっていたと、当時いじめを受けていた自分自身の経験から感じています。

 では、どのようにして、赴任していた学校では「いじめへの対策」を行っていたのか、、、下記がキーワードになっていたと思います。

 

キーワード「3年間を見通しての集団作り」

 

 具体的な手立ては、下記の4点が特に重要な要素になると思っています。

 

(1)定期的な学年集会の実施、(2)担任任せにしない

(3)学年ヘの帰属意識強化、(4)学年のリーダー育成

 

それでは、今回は、(1)について当時実践していたことを書きましょう。

 

(1)定期的な学年集会の実施

 学年のリーダーが中心となり、学年の全クラスが一堂に集合し、朝や帰りに定期的な短学活を行いました。

 各クラスのみ、担任中心の活動だけですと、学年全体の雰囲気や動きを学年職員全体で把握することができません。

 いわゆる、自分のクラスのことのみしか、把握し指導できない、担任するクラスしか「集団としての質の度合い」を把握できていないのであれば、クラス替えをした瞬間に、再び「1からの学級づくりのやり直し」となりかねません。

 こうしたことを避けるために、また、「学年全体としての動き、質」を把握し、次へのステップに進むための活動を仕組む場としても「学年集会」を設けることにしていました。

 

...続きは、次回へ。。。