元教師の日記

数年間の教師生活の経験を綴るブログ...

ワンパターンな授業スタイルに陥っていた..汗!?

 5年ぐらい、経験を積んでいく中で、そろそろ自分の授業スタイルの基が培われてくる時期かもしれませんね。

 でも、まだ1年目や2年目の教師にとっては、試行錯誤の毎日であり、諸先輩方からすると、いろいろと目についてしまう点があると思いますが、、、ここは大目に見ていただく配慮と、、、後日、気が付いたときに助言を与えることで、新人教師は、ステップアップしていくきっかけを得ることができると思いますので、「育てていく観点」でベテランと新人との交流があればいいと思っています。

 

 さて、自分がかつて、教師だった時期、2年目あたりに、「一斉授業と時々ペアワークを取り入れた形の授業実践」を行ってきました。

 

↓ こんな感じだったかな。。

 

★一斉授業スタイル(導入やまとめで活用)→ペアでの学習(表現活動など)→自己表現活動→一線授業スタイル(まとめ)

 

...こんな感じでいくと、教科書も良いペースで進み、自分でも、なんとなく「授業スタイルができてるのかな」なんて、今思うと恥ずかしいぐらいに自信過剰?で、勘違いな教師になっていて、、、ある研究授業の際に指摘されるまで、しばらくはこのように授業を行っていたと思います。

 

そして、自分の教師生活の転機となった、研究授業後の研究会。 

 

『発言していなかった生徒はどこまで今日の授業を理解していると思いますか?』

...当時は、苦しい言い訳をしたと記憶しているますが、、、汗、厳しいお言葉もいただいたと思います。そして、それ以降の授業スタイルにも「大きな影響を与える校内研究会」を経験する中で、「授業のワンパターン化はしていないか?」「課題を解くヒントは得られているか?」など、これまでとは一転し、「学習者中心に状業展開を考えるスタイル」に少しずつ、変わっていきました。

 

↓ こんな感じのスタイルになっていったと思います。

 

①一斉(導入・課題①提示)

 

②4人組での小グループ活動(不明点などをグループ内で相談し解決を図る)

 

③各グループからの発表(いろいろな意見を参考にする)

 

4人組での小グループ活動(不明点などをグループ内で相談し解決を図る)

 

⑤一斉(課題提示②)

 

⑥個人活動(課題提示①を進化させた内容)

 

⑦4人組でのグループ活動(各個人の考えを発表しあい、確認する)

 

⑧全体活動(まとめと時事への連絡など)

 

*4人組で行うメリット

 ・いきなり全体の前で発表するよりもプレッシャーもなく、自由に意見交換できる雰囲気

 ・挙手が苦手な子も、意見を言える機会を得られる。

 ・他の人やグループの意見を聞くことで、考えを進化できる

 ・わからない点を友だちに自由に気がるに質問できる

 ・質問をされた人は、再度答えや解き方を説明する機会があり、「本当に理解して いるのか?」再確認できる。

...賛否両論ありと思われますが、こんな感じです。

 

 要は、「手を変え、品を変え、マンネリ化することなく、知らぬ間に課題を解いていて、授業時間もなくなていた」って感じの流れでしょうか。

 反対に、授業スタイル以前のことになりますが、「早く終わらないかな。。。」と生徒が飽きてしまうようなパターンは避けたいですね。

 

#小グループ活動、#授業スタイル、#新人教師